小さな部屋


予定なくカーテンこじ開けさしてくる光よそ見に眠る15

柔らかな朝の冷えにさらされた暖かい肌心地よきかな

張り合いをもとめて知らない道を歩く

読み切れぬ本を借りた昼下がり

恒久の温もりにすがる大切さこたつカーペットが教えてくれる

どうせもう数十回の縁だからカレンダーでも着飾りましょう

生きがいなんてないよ 課題をこなすだけ

生涯の友は深海血潮だけ

トーストを裂いた穴から落ちてゆくクリーム色の空気に絡まる

幸福は小さな部屋に寝転んで全ての摂理を切り離したとき