酩酊


ダラダラとこぼれる街に背をむける

どこまでも暮れてもあの子は一等賞

世界から手をもぐ君は独りきり

ここは小さな包み紙破いてごらん存在だけを

これっぽちで潰れた君を栞にし

いつの日か誰かの手中に座り込むこともできないあなたは孤独

洗っても残る匂いに罰せられ

花の香を気道につめて酩酊す

砂糖をからめた君の指

爛々と輝く街灯一層の強さ誇示して知らんぷり